大任町作り手インタビュー

【大任町作り手インタビュー:かじわら農園さん】ふるさと納税超人気返礼品『あまおう』いちごの生産現場

大任町のなかで活躍されている特産品や農産物の生産者さんに迫る連載企画「大任町作り手インタビュー」。記念すべき第1回目は、大任町のふるさと納税で超人気の返礼品のイチゴ品種『あまおう』を生産しているかじわら農園さんにお話を伺うためにイチゴを生産しているビニールハウスへお邪魔しました。

「娘に美味しいイチゴを食べさせてあげたい」という想いから始まった


30年以上前にそんな想いから梶原さんご夫婦で始めたイチゴ栽培。現在はそんな娘さんもイチゴ栽培に参加されています。2棟の大型ビニールハウスを使用し合計約12,000株ほどの『あまおう』を家族で栽培されています。

イチゴ栽培の1年は、収穫の前年の11月から始まります。まず仕入れた親株として購入したウイルスフリー株(病気を持っていない株)から実際にビニールハウス内に子株を定植させるまでに1年以上かかります。定植後2か月程度で収穫が始まり、12月中旬から翌年5月下旬くらいまでJAや道の駅に順番に出荷されていきます。

こだわるがゆえに手間暇かかるあまおう栽培

梶原さんのイチゴ作りにおけるこだわりは、栽培期間中農薬を出来る限り減らし、有機肥料で育て、完熟の状態を朝摘みで出荷すること。
お客様に安心して召し上がっていただくために、減農薬と害虫対策には天敵を活用する工夫をしています。

受粉には通常のミツバチよりも冬の寒さに強いマルハナバチという蜂を使用したり、時間的、労力的、コスト的な面でのデメリットを持つ有機肥料を使用したり、毎日古い葉や小さな花房の除去など手間暇かけて育てられています。

すべては美味しい『あまおう』イチゴを食べてほしいから


みなさんご存知のように、あまおうは福岡県農業総合試験場で育成され、2005年に登録されたイチゴです。あまおうの特徴の1つはサイズの大きさです。見た目も丸みがあり味も甘味と酸味が調和した「濃い味」で果汁が多くてジューシーという、外観と食味のよさから近年人気が高まっています。

親しみやすい「あまおう」という名前は、福岡県内での公募によって命名されました。「赤い」「丸い」「大きい」「うまい」の頭文字を合わせたもので、「甘いイチゴの王様になれるように」との意味も込められているそうです。

そんな「あまおう」の特徴を存分にお客様に味わっていただくために、梶原さんはヘタの根元まで赤くなる完熟の状態での出荷をモットーにされています。東京などの遠方消費地にJAを通して出荷するには、どうしても完熟前に収穫しないと店頭に並んだ時に熟しすぎてしまいます。これだとせっかくのあまおうの美味しさを味わってもらえないので、近隣の消費地向けにしか出荷できないデメリットはありますが「完熟後の出荷」にこだわっています。何よりも「美味しいあまおうを食べてほしい」という願いからそうされているそうです。

それでも、いろいろな試行錯誤の結果、田川エリアのイチゴ農家さんのなかで1番最初に出荷できるノウハウが蓄積されてきています。

道の駅やふるさと納税で「あまおう」や「あまおうジャム」をご利用ください。


12月に入りクリスマスに向けてのこの時期、出荷も本格化してきます。大任町の道の駅「おおとう桜街道」の店頭にも、かじわら農園さんの「あまおう」が並び始めます。クリスマスまではケーキのデコレーション用に小さい粒が人気だとか。これからふるさと納税向けの出荷も本格化していきます。また自家製のイチゴと砂糖、レモン果汁のみを使用した無添加の「あまおうジャム」も甘さ控えめで美味しいと人気商品になっています。ぜひ道の駅やふるさと納税で、かじわら農園さんの「あまおう」や「あまおうジャム」をご利用ください。

イチゴを美味しく食べるコツは、ヘタをとってヘタ側から食べることだそうです。イチゴの果実のなかで糖度が重みによって先端に集まるからで、先に甘い先端部分を食べると残ったヘタ側が酸っぱく感じるからだそうです。覚えておきましょう

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