高木神社(成光地区)
高木神社は、福岡県田川郡大任町大行事の成光地区の鎮守として谷間に鎮座しています。
境内は広く谷間にあるので両方の周囲の眺めも森厳で、神社林もとても美しい景色です。
社殿は、本社と、摂社である今宮社とが並んでいます。

さらに境内に滝があり、汐井の滝、または鳴水の滝と呼ばれ、近隣の潔済の場とされたと伝えられています。
高木神社の祭神
本社
高皇産霊大神(農耕神)
少彦名神(医療神)
栲幡千千姫命(紡織神)
今宮社
須佐之男命(厄除神)
高木神社の由緒
古く成光村は、英彦山の社領で、英彦山の地頭の支配を受け、その地頭が社領守護神として大行事社として奉祀したのが始まりと伝えられます。古事記には明慶5年(1495年)に当時の地頭職、福井宮内少輔俊実によって大行事の坂の上にあったものを現在地に移座したもので後天正季年福井次郎大蔵種美が改築したと伝えられております。
天正15年豊臣秀吉西征の際に、英彦山社領は没収され、成光村は小倉城主毛利勝信の治下に入ります。このタイミングで高木神社も英彦山の社領を離れ、農耕神として成光村鎮守となります。明治4年高木神社に改称、明治5年村社になりました。
大正13年に社地を整備し本殿を新築し、旧殿に今宮社を移し、祭祀を継ぎ現在に至ります。
高木神社の祭日
春:麦願祭
5/2-3:神幸祭
6月:皆作祭
9月:願成就祭
10~11月:神待ち祭

「高木神社(成光地区)」の住所・交通アクセス・営業時間・公式サイト
住所 | 〒824-0512 福岡県田川郡大任町大行事2496-1 |
営業時間 | 24時間 |
駐車場 | 無料駐車場あり |